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出産 [【日常】]

子どもが生まれて半年が過ぎました。
そういえば出産前は不安感や期待感など、さまざまな感情からいろんな人の出産に関するブログ記事を読み漁りました。大抵は無事に生まれましたという記事だったけれど中には早産などで残念ながら…というものもありました。結局はなるようになるしかないのだと腹をくくれた面もあります。
それらの出産記が私の励みになったので、私のも誰か出産を控える方の目に留まって励みのひとつにでもなれば、といった大それたものではなくて、備忘録です。半年経って痛みは忘れたけど起きたことはまだまだ鮮明に覚えているので。

出産二日前。
土曜日。普段はそんな時間にやらないのに次の日から五月場所が始まるとかこの日に夫婦揃って産院での教室があるとかの理由で午前10時くらいから『王様のブランチ』見ながらアイロンがけをしていたら、生理痛みたいな鈍痛を覚える。それまでもその程度の痛みはなくもなかったのでそのままアイロンがけを続けていたら出血した感覚があり、夫に「血ぃ出たかも!」とか言いながらトイレに行ったらやはりの出血。おしるしがきました。
けれどおしるしだけではなくて等間隔の痛みも来ていました。陣痛です。先程からの生理痛みたいな鈍痛は確実に15分間隔でした。出産予定日一週間前。

痛みはあるものの初産だし耐えられるしこのあと産院行くし、と呑気に構えて丸亀製麺で夫婦でランチ。うどんをすすり天ぷらを食べる間も痛みは続く。

そして産院へ。教室の中身はこの産院での出産時のビデオと入院中の案内など。この間に陣痛が7分間隔になっていたので、教室が終わったときに助産師さんに「今朝、出血があっていま7分間隔なんですけど…」と話したら、診察することに。院長先生に診てもらったところ、まだまだ降りてきてないし回ってないけど出血もあるし念のため、ということで帰宅せずそのまま入院。一応車に入院セットは積んであったのでよかった。

ところで「回ってない」というのがなんのことかというと、回旋異常という状態のこと。通常、出産を間近に控える胎児は母体の背中の方に顔を向けて出産をまっているのだけど、うちの子はお腹の方に顔を向けていたのだった。これがくるりと背中の方に向かないと降りてこない。

で、降りてこないまま陣痛だけは続き、翌日のお昼に一時退院。だって降りてこないんだもの。でも痛みはけっこう強い(と当時は思っていた)のでなかなか眠れもせず夜が明けての退院。拍子抜け。
帰宅後、どんどんと痛みが増す中、四つん這いになって「回れ回れー」と胎児に命令というか懇願。お願いします回ってください早く降りてきてくださいもうじゅうぶん痛いから。五月場所の初日はうつらうつらしながら寝たり見たり。そのあと『真田丸』見たり。

21時過ぎ、いよいよ痛みで声が我慢できなくなってくる。間隔は5分くらい。産院に電話したら「一時間くらい経っても痛かったらまた電話して」と言われたので一時間待機。産院と家は車で10分足らずなのでこういう判断になったと思われる。待機後、やはり痛いというかどんどん痛くて、どこまで落ちてっちゃうのこの体は、と椎名林檎の『眩暈』の歌詞が頭をよぎる。まだ余裕あるな。でも電話して、再び産院へ。この日のうちに再入院したら一日分の料金ですむって言われたから!

産院に到着後、触診。母のお願いは通じてくるりと背中を向いてくれていた子ども。ありがとう!
だけどまだ降りきってないので部屋で待つか分娩準備室で待つかどうする?と聞かれて、部屋で待つことにする。しかし夜中なのに5分間隔で「ぐううううううー!!」と唸り声をあげるのが我慢できず、両隣や向かいの部屋の方に申し訳ない気持ちになってきたので、結局準備室で待たせてもらう。その前にもう一度触診。助産師さんに「降りてきてるよー」「もうすぐ産めるよー」と云われ、めちゃくちゃ嬉しい気持ちになる。まだ産んでないけど、膠着状態を抜け出した感じがして嬉しかった。

すでに日付は変わっての2時頃、入院から三時間くらい。ようやく分娩室へ移動。助産師さんの声に合わせていきんだり休んだりしてたら先生登場。ギリギリであらわれるのね。うちの産院だけかしら。というか夜中だから?ここで会陰切開のための麻酔。これが痛い!ここまでが体の内側からの痛みで、いうなれば超巨大なウンコが直腸いっぱいに差し迫ってる(けど出せない)みたいな感覚だったんだけど、そこに外部からの種類の異なる痛みがきたからなのかなんなのか痛くて「痛い痛い痛い痛い」とつい云ってしまった。「麻酔しないともっと痛いよー」と先生から云われつつ我慢しつつ、いよいよ最後のいきみでズルズル出てくる感覚が!と同時にいままでのお腹の痛み(というかウンコしたくてたまらない感じ)がゼロに!嬉しい!赤ちゃん泣いてる!わー!

その後、切開した部分を縫うのですが、これまた痛くて痛くて。夫いわく「出産より痛がってたね」だそうです。そうだよ!こっちの痛みの記憶のがいまだに鮮明だよ!だって麻酔効いてないところまで縫われるからね!

そんなこんなで丑三つ時に我が子は産まれました。産後二ヶ月くらいまではあまり自分に余裕がなく、コミュニケーションもとれず遠出もできずで鬱々としかけましたが、いまとなっては日々可愛くて仕方がない。うちの子世界一。
そしていまだったら、生後二ヶ月くらいまでの赤ちゃんも可愛く感じられるんだろうなあ。だから痛い思いしても二人目、三人目って産めるんだと思う。
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